スリングリード プロ初号タイプ

画像は、試作品のスリングリード プロ、ご近所のグレードデンオーナーSさんに使っていただきました。Sさんの愛犬ローズが今年の春、群馬県T市で開かれたドッグショーに出場した時の写真です。

素材はダイニーマスリングですが、試作用に購入した幅6mmのもの。スリングリード プロと同じように金属パーツはマルカン1個だけです。通常はロープ、スリングの伸びる方向に直角に閂(かんぬき)縫製するのですが、このスリングは断面が楕円状で幅も狭いため、伸びる方向に水平に縫製しました。さらに楕円のスリングを重ねて縫製するのは非常に難しく幅6mmでの製品化はあきらめました。

そのため、販売しているスリングリード、スリングリード プロは普通の縫製が可能な幅8mmを選んでいます。

ただ、Sさんには大変好評でした。手触りがなめらかで愛犬の首にしっかり輪がかかるので、はずれる不安がない。ドッグショーでは、犬の立ち姿や走る姿を評価するため、リードは目立たないことが重要です。といって、飼い主の指示がしっかり伝わるだけの強度も必要です。

完全ブラック仕様のスリングリード プロ

スリングリード プロ初号タイプの高評価を受けて、開発したのが現在のスリングリード プロ。特にブラックの方は海外の通販サイトを探し回って見つけたエーデルリッドのテックウェブスリングを使用しています。漆黒といってもいいような深みのある黒が魅力です。さらに使用しているマルカンもブラック塗装仕上げ。希少性が高いため、価格は高くなってしまいましたが、ドッグ・ギアの自信作です。このリードを使うドッグショー入賞犬が登場するのが、楽しみです。

About the author: t_sekiguchi

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