リードが首輪から離れる危険性を最少化したいと考えたのがタイプWというリードです。同じようなドッグリードが他にないので、一番人気があります。自分でも3年ほど使って一度もはずれたことはありません。ただ、問題もあります。重いです。レバースナップも大型のものを採用しています。小さいレバースナップだとレバーが小さくて扱いにくい。なので、首輪につけるとDカンが下に回りやすいです。歩いている時は、背中側にあるのですが。なので、おすすめするのは6mmか8mmのロープ径のものになります。
では、ロープを軽いものにするとどうなるか?そこに挑戦したのがスリングリード。こちらも問題がないわけではないです。軽い(細い)スリングをそのまま持ち手にすると手に食い込む感じになります。
それを回避するために他社では持ち手のロープに厚手のウレタンをかぶせているものもあります。これも問題。ウレタンはロープ、スリングと比較して耐久性が激しく劣るので、すぐにボロボロになってしまうのです。
以前、ロープ径6mmタイプで、持ち手を編み込みロープにしたこともありました。
結論としては、「重い」「持ち手が手に食い込む」という欠点よりも「愛犬が飼い主から離れることがない」という最大の特徴を優先させることにしました。そのメリットをご理解いただける方に使っていただければそれでOKということです。