どうして、「静かな」リードを目指すのか?

音がするのはこの部分だけ。

ドッグギアのドッグリードでは、リードの構造から金属パーツが接触する部分を取り除いています。(首輪のDカンとレバースナップの接触だけは残っていますが)

それは、なぜか?リードから発生する金属音を可能な限り排除するためです。イヌの聴覚は人の2倍の感度といわれます。また、聞き取れる音域も広いそうです。

金属パーツの接触から発生する金属音はイヌにとって心地よいものではないと考えるからです。散歩中のイヌに必要なのは飼い主の声、指示だけだと思います。不要な金属音は愛犬の落ち着きを乱すだけではないでしょうか?

金属パーツの接触を無くすことを構造上の条件にするのはかなり大きな制約になりますが、強度上は大きなメリットになります。金属同士の接触は破損の大きな原因になります。金属パーツとロープ・スリングの接触では力が加わっても繊維がショックを吸収するので破損が起こりにくいのです。「静かな」ドッグリードは「強い」ドッグリードにつながる重要な条件なのです。

About the author: t_sekiguchi

Leave a Reply

Your email address will not be published.