サブリードという挑戦

めったに売れないスリングリード

ドッグ・ギア スリングリードは、「サブリード」という考え方で開発しました。たとえば、車で出かけた先で普段使いのリードが切れたり、首輪が破損したりしたトラブルが発生した時に緊急対応で使用するドッグリードです。そのため、1本で首輪も兼用できるチョーク首輪一体型にしました。そして、ダイニーマスリングは22kNという強い繊維ですが、非常に軽く細いのでポケットに収まりますし、専用のミニスタッフバッグに入れて自動車に常備しておくのも安心です。

チョーク首輪部分は付属のレバースナップと交換が可能で、超軽量なショートリードになります。

ザイルリード再開前に試作版を販売したことがありますが、ダイニーマスリング自体が非常に高価なのでお手ごろな価格にすることができず、1度出品しただけであきらめていました。再チャレンジを決意したのはTVのドキュメンタリー番組でエスキモーの生活を紹介していて犬ぞりが映ったのですが、イヌはダイニーマスリングで繋がれていたのです。そのスリングはエスキモーとイヌを繋ぐ命綱だったのです。ただ、材料をプロ仕様のダイニーマスリングにするとどうしても単価は高くなります。果たして「サブリード」というスペア的なリードがこんなに高くていいのだろうかという想いはあります。本当に愛犬の一生を守りたいという方に提供できたら、と思っています。

About the author: t_sekiguchi

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