ドッグリードの持ち方

ドッグ・ギアのドッグリードには取扱説明書をつけていますが、ザイルリード・スリングリードどちらの取説にも共通しているのは「ドッグリードの持ち方」についての説明です。

これがお願いしている持ち方。そういう持ち方をしている方は多いと思います。長く愛犬との散歩をしている方は無意識にそう持つようになると思います。

矢印が3つありますが、この持ち方の場合、ロープは3方向から押さえられます。万一、愛犬が急に方向転換して走り出しても、持ち手が手から離れるアクシデントは起こりにくいのです。

しないでほしい持ち方はこちら。飼い主の握力だけでロープを持つ方法です。問題は、力の方向が1方向しかないこと。どんなに握力が強い飼い主でもアクシデントが起きた場合に手が開いてしまえばそれだけでリードは離れてしまうのです。

愛犬の動きが想定できる場合はあらかじめ力を入れておくことができますが、いきなり道路わきの家から車が出てきたり、愛犬を駆けさせている時に水たまりで滑ったり飼い主が驚いた時に手を開いてしまうことがあります。(人が驚いた時に手はどうなるのか調べてみましたがデータは見つかりませんでしたが、驚いている人の画像やイラストではほぼ100%手を開いています)

公園で息子が愛犬を散歩させている時に、水たまりで滑ってリードを離してしまったことがありましたが、その時は下の持ち方でした。

下の持ち方を見てお気づきの方もいると思いますが、この持ち方しかできないリードがあります。いわゆるフレキシリードというタイプですね。持ち手のプラスティックケースから細いリードがするすると伸びるリードです。

私も1度フレキシリードを使ったことがありますが、下の持ち方しかできないことで使うことをやめました。(ロープが伸びることで衝撃を吸収するという理屈はわかるのですが)それ以外にも理由はあるのですが、それはまた後日書きます。

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