ドッグリードの耐久性・危険性・価格

上のグラフは自分がクロマルを飼っていたときに悩んだことをグラフにしたものです。手前の4つの山は安価な手ごろなリード(仮に2,400円とします)を4年間に4本使ったことを表しています。クロマルはリードを噛む癖がありましたので、1年間同じリードを使うということはありませんでしたが。

一番奥の山は9,600円の丈夫なリードを表しています。4年間使って使えなくなったと仮定します。

4年間でドッグリードに使った費用は2,400円のリードを4本使った場合と、9,600円のリードを1本使った場合と同じです。私たちが日常使うもの(例えば、靴下)であれば、どちらを使うのも自由です。何も悩むことではありません。

ただ、これが費用を100倍して中古車だとしたら、どうでしょう?24万円の中古車を毎年乗り換えるのか、96万円の中古車を4年間乗るのかということです。トータルの費用は同じですが、どうしても無視できない違いが出てきます。事故の危険性です。安価な分だけ事故の確率が高いのではないでしょうか?

ドッグリードの場合も同じです。縫製部分がほつれる、アタッチメントの金属パーツが破損する、ロープがちぎれるということはよく起こることです。ドッグリードで発生する事故はそのまま愛犬の命の危険性に直結します。リードから首輪が離れてそのまま迷子になってしまうとか、車道に飛び出して走行している車両と接触するなどです。

クロマルを飼い始めたころ、リードを自作する以前は何度もリードを買い換えました。しかし、破損までの時間の差はありましたが、どれも最後は破損してしまったのです。そして、その度に必死にクロマルを追いかけたのです。クロマルが迷子にもならず、事故にも遭わなかったのは運がよかっただけなのです。

自分でザイルロープを購入し、レバースナップを購入し、縫製方法を試し、ザイルリードを完成させたのはどんなに費用がかかってもクロマルの命を守らなければならないと思ったからです。

About the author: t_sekiguchi

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