メモリアル アクリルフィギュア 突如完成>発売決定

ドッグリード販売再開に向けてアマゾン出品用画像をレタッチしたり、カタログをデザインする日々が続きました。自分でデザインできるので、外注するよりもコストははるかに少ない(というか、かからない)のですが、自分で納得のいく写真が撮れるまで何度も何度もやり直し(T_T)撮影・デザインを自分でやって自分で評価するというのは本当に辛いものです。最後は期限を決めて「あきらめる」ことでしか終わらせることができないのです。

当然、ワンちゃんの画像をたくさん使いたいのですが、やっと完成したばかりの試作品のモデルになってくれるワンちゃんはすぐには見つかりません。というか、以前は愛犬のくろまるがいましたが、愛犬込みの自撮りというのも大変な作業なのです。そこで、リードの使用方法などの画像は3DCGのビリーを使うことにしました。飼い主役はサイモン君です。(ビリーというのは私が勝手につけた名前です)

ただ、全てに3DCGばかり使うわけにもいかず、以前撮りためていたワンちゃんの画像を復活させてカタログ等をデザインしました。

そんな作業の合間に印刷会社から「アクリルフィギュア」の紹介メールが届き、その内容を見てくろまる他の画像で作成してみたくなりました。

というのは、私はあるテレビ番組のキャラクターのグッズデザインを委託されることが多いのですが、その中にプールバッグや透明素材のカップなど、透明な素材に印刷するデザインの依頼や、キャラクターシールのデザインの依頼もあり、アクリルフィギュアのデザインはどう作るかを仕事として何度も経験していたからです。

どこが特殊かという説明はかなり専門的になってしまうのですが、単純に言えば、透明素材に通常のCMYK画像を印刷しても本来白になってしまう部分は透明になり、素材の裏にあるものの色で置き換えられてしまうということ。白は印刷される紙の白があって初めて白になるということです。

そのため、透明素材の印刷にはCMYKの4色にインクの下に白インクの「白版」という通常使われない版が必要になるのです。白版が紙の白の代わりになるのです。ただ、難しいのは、ワンちゃんのような毛並みのフサフサしたシルエットの場合、白い版とCMYK版の重ね方にコツがあるのです。白い版がシルエットからはみ出せばシルエットの周りに白いフチが出てしまうわけです。

透明素材のデザインを繰り返してきれいなデザイン作成する自信はあるので、サイズ違いでいくつか作成してみました。仕上がりは予想していたよりも素晴らしいものでした。くろまるがそこにいるように見えるのです。知り合いの愛犬家のコンテスト入賞犬も作成したのですが、大変喜んでいただけました。

そこで、急遽アマゾンに出品することを決定したのです。バリエーションも5サイズですので、ドッグリード群よりも出品は簡単でした。

ただ、画像をお客様からお借りして、デザインラフの承認をいただいてからの製造なので、フローは複雑になります。お客様には2週間ほどお待ちいただくことにはなるのですが、期待以上のものを提供できると思います。

ワンちゃんで作成するように出品していますが、猫やその他の動物(人を含む)でも作成できます。

愛犬の最高に美しく愛らしい姿を身の回りに置けるアクリルフィギュアにしてみませんか?プレゼントにも最適だと思います。

About the author: t_sekiguchi

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