なぜ、ザイルリード タイプS?

2011年にザイルリードの製造・販売を開始しまし、同時にオーダーメイドザイルリードのショップも開設し、お客様の要望をリサーチしました。

その結果、辿り着いたのは現在タイプWという名前のザイルリードの形です。色々な要望を1本のリードに詰め込んでいます。1本で様々な場面に対応できるようにしました。ただ、その結果として少しばかり愛犬との散歩の楽しさ・愛犬とのコミュニケーションの楽しさをスポイルしてしまったように思います。

確かにダブルロープ・ダブルアタッチメントで絶対に首輪から離れないドッグリードも必要だと思いますし、くろまるが生きていれば私はタイプWを使います。

そこで、ザイルリードの原点に帰り、どこまでシンプルな構造のザイルリードが作れるかに挑戦したのが、タイプSです。持ち手のサイズも固定ですが、その代わりに愛犬の動き、感情、意思は飼い主にダイレクトに伝わります。飼い主の感情、意思も愛犬にダイレクトに伝わります。

構造がシンプルですから、破損・不具合も起きにい。それはタイプWとは違う意味で高い安全性を約束してくれるはずです。

シンプルな構造を追求した結果、ドッグ・ギアとしての独自性は自由な長さ設定に置きました。20cm刻みで長さを選べるというのは、画期的なはずです。

現在お使いのドッグリードで「もう少し短いといいのに」「もう少し長ければ愛犬も自由に遊べるのに」といった小さな不満が解消できます。

というか、もう既製品のドッグリードに愛犬とのコミュニケーションスタイルを合わせることはやめてもいいのではないですか、というのがタイプSに込めた思いです。

About the author: t_sekiguchi

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