犬が登場する映画を思い出してみて、かなり多いことに気づきました。洋画の方が多いですね。ただし、犬が主役の映画や、観客を喜ばすために犬を登場させている映画(どうも邦画はその傾向が強い)はあまり紹介する気持ちになれません。主役を引き立てることに徹しているワンちゃんはとても愛しいですね。
ロッキー(1976年・アメリカ) バッカス
監督はジョン・G・アヴィルドセン。主演・脚本はシルヴェスター・スタローン。 「ロッキー」は無名の俳優だったスタローンを一躍大スターにした映画です。特に第1作の「ロッキー」は極貧の生活から這い上がろうとしていたスタローン自身の境遇と重なるもので、世界中の人に希望を与えました。
バッカスは後にロッキー夫人となるエイドリアンが勤めていた小さなペットショップで売られていました。犬種はブル・マスティフ。ときどきペットの亀と金魚のエサを買いにくるロッキーのお気に入りでした。(本当のお目当てはエイドリアン)やっとエイドリアンをデートに誘い結ばれる二人。バッカスはエイドリアンからロッキーへのプレゼントになりました。
ロッキーとバッカスの関係は、それ以降の映画で描かれるヒーローと相棒犬の関係の原型のような気がします。
そういえば、ドッグリードをご紹介しようと思って始めたブログが、最近は「映画犬」情報ばかりになってしまいました。反省…