くろまるを飼い始めてから、さらにドッグリードを製造し始めてから、犬とヒトの関係について調べたり、考えたりします。
以前、8000年前の壁画に犬とドッグリードが描かれていたというニュースをご紹介しました。
その壁画で犬はヒトとともに大きな動物の狩猟をしています。散歩の様子や、ヒトにじゃれているものはありません。(紹介された画像と動画の範囲ですが)
犬とヒトの関係はかなりハードなものだったのではないかと想像します。犬はヒトの命令に従い(従わなければ不要とされる)、大きな動物に立ち向かい時には踏みつぶされ、撥ね飛ばされる存在だったのだろうと思います。
少なくとも、ヒトとペアルックでヒトに抱かれて喜ぶような存在ではなかった。
また、狩りの獲物がなければヒトの晩御飯にもならなければならなかったのではないかと思います。
ウシの力強さや牛乳を出すという特徴や、馬の人を乗せることができるという特徴を持たない犬には、とてつもない従順さが求められたのだと思います。そして、徐々にお互いに言葉ではないコミュニケーション能力を獲得し、よき「相棒」になっていったのだと思います。
現代の犬とヒトの関係に対して評価しようとする考察ではありませんので、ご了承ください。しかし、犬とヒトがどのようにコミュニケーションを始めたのか考察することは、犬とヒトの幸せな未来についてのヒントがあるように思います。