どうしてザイルリードは進化したのか。その1

パスワークiSHOPアマゾンジャパンでドッグ・ギア ザイルリードを発売してからしばらくして「パスワークiSHOP」というお客様からのご注文に応じてオリジナルのザイルリードを製作するサイトを開きました。理由は、アマゾンジャパンだけではザイルリードの存在をお知らせするのは不十分と感じたことと、お客様が本当に欲しいドッグリードについてヒントが得られるのではないかということでした。

基本的に価格設定はザイルリードに準じたものなので、お客様からこうして欲しいああして欲しいという要望を受けると、かなり高価なものになってしまうのですが、予想以上に色々なご注文をいただきました。

アタッチメント二重化加工その頃は、首輪、ハーネスにつけるアタッチメントを鉄砲ナスカンからよりはずれる危険性の低いレバースナップに換えていたのですが、あるお客様からひとつでははずれる危険性は0ではないので、二つ付けてほしいという要望があり、作成したのが、画像のようなパーツ。確かに1個のレバースナップははずれにくいとはいえ、絶対にはずれないとはいいきれません。ただ、2個のレバースナップが同時にはずれる確率はかなり低く、ほぼありえないのです。そこで、「アタッチメント二重化加工」というオプションをメニューに加えました。大変好評でそれ以降のご注文はほとんど「アタッチメント二重化加工」になっていきました。

その時に痛感したのは、愛犬を守るために妥協しないお客様がたくさんいるのだということ。ただ、二重化加工はお客様が首輪に2個つけるのか、首輪とハーネスにつけるのかによって分岐からアタッチメントまでの長さが異なってきます。そのため、アマゾンジャパンで販売するザイルリードに応用することができないという悩みにつながっていきました。

About the author: t_sekiguchi

Leave a Reply

Your email address will not be published.