首輪とのアタッチメントにレバースナップ(レバーナスカン)を使っているドッグリードを探してみました。(弊社のドッグリードのアタッチメントは100%レバースナップなので、他社の採用状況を確認したくなりました)
アマゾンジャパンで「ドッグリード」を検索し、アマゾンおすすめ商品の初めの5ページまでに表示されたリードを調べた結果です。ほぼ売上順と思います。

198種のうち、鉄砲ナスカンが182種(91.9%)、鉄砲ナスカンの改良型4種(2%)、ヨットナスカン5種(2.5%)、カラビナ3種(1.5%)、レバースナップ4種(2%)という結果でした。レバースナップ4種というのは弊社のザイルリードでした。鉄砲ナスカン+改良型で約94%を占めています。
以前はレバースナップを使用した市販リードも存在したように記憶していたので、少しショックでした。鉄砲ナスカンがはずれやすいということはペット用品通販サイトでも注意喚起のページによく書かれているのですが、レバースナップを使った市販のドッグリードが皆無ではお客様が選択することもできません。
こういう状況になっているのはパーツのコストの問題が大きいはずです。服飾用も含めて圧倒的なシェアになっている鉄砲ナスカンとシェアの低いレバースナップでは単価に大きな差が生じます。あの会社が鉄砲ナスカンで済ますなら、当社も鉄砲ナスカンで構わないはず!という感じでしょうか。まして、レバースナップを使用したドッグリードが市場にないのですから、高価なレバースナップを敢えて使用し、コストを上げる必要はないですよね。私もメーカーで商品開発をしていたことがありますので、その気持ちはよーく分かります。
ちょっと気が重いのは、鉄砲ナスカンと比べてレバースナップはこんなに安全なのですよということを弊社だけで告知しなければならないということ。大手メーカーさんから敵視されるのもいやですしね。