2011年8月にザイルリードのアマゾンジャパン限定販売を始めた時は鉄砲ナスカンと呼ばれるタイプのアタッチメントを使用していました。
現在のザイルリード、スリングリードは全てレバースナップ仕様にしています。
なぜ、レバースナップに変更したのかというとある動画を見たからなのです。
無断で使用させていただきます。申し訳ありません。この動画を見て、金属パーツの接触で簡単にはずれてしまうことがわかったからなのです。
最初の画像が鉄砲ナスカンとレバースナップの比較です。赤い矢印が首輪のリングがはずれるまでの稼働幅になります。パーツをどれくらい操作すると首輪から外れるかという危険度もあらわしています。
ただし、危険度は高いけれども付け外しがしやすいというのもひとつの特徴です。レバースナップは外れにくいけれども、付ける時に力が必要ということです。
人の体で例えると、鉄棒を握る時の「猿手」と「順手」の比較に近いと思います。小さなお子様が初めて鉄棒を握る時はほとんど親指とそれ以外を揃えて握る猿手になります。自然なのでしょう。逆上がり位までは猿手でも可能らしいです。でも、高度な技を覚えるにしたがって順手になっていきます。順手の方が手が外れにくく安全だからですね。
扱いやすいけれども外れやすい鉄砲ナスカン(構造もシンプルなので安価でもあります)と、力は必要だけれども外れにくいレバースナップ。ドッグリードのパーツとしてどちらが愛犬のためになるのかという問題です。