どうしてザイルリードは進化したのか。最終章

 

改良版説明

画像は、休止する前のザイルリードのラインナップです。小型犬の需要は少なく、元気のいい中型犬と大型犬の飼い主の方からのご注文が多いので、小・中型犬用と大型犬用で構成してました。小型犬用を無くす代わりにカラーバリエーションを増やしました。ただ、レバースナップ2個仕様はそれまでの価格帯では採算が合わないので、実現していません。

その頃、円安がすすみ個人輸入していたロープの価格が高騰してしまったのと、デザインの仕事が忙しくなり、少し休止するつもりが数年にわたる休止になってしまいました。そうなってしまうことも想定できたので、1本のロープを2つ折りにして2個のレバースナップをつけた仕様を何本か試作しました。

コンセプトはこんな感じです。

  • 2個のレバースナップを使うことで、首輪からリードが離れる確率を限りなく0にする。
  • 2個のレバースナップの分岐する部分を飼い主が調整できる。
  • 1本のロープを2つ折りにし、折らずに伸ばすと2mほどのロングリードになる。
  • 金属パーツの使用はリードの重量が増えることと破損の危険性を高めるので、可能な限り減らす。金属パーツの接触音も限りなく減らす。
  • 開放できる持ち手は、金属パーツを増やし破損の危険性を高めるので、やめる
  • 重さと安全性は両立しない。重さには慣れていただき、安全性を評価していただく。
  • 休止という状況に陥らない安定した事業にする。

新仕様ザイルリードはこんな考え方で作られています。docdogマガジンの五十嵐さんのコラム「愛犬との一本の絆を手に入れること」を昨年拝見したことも再開する決意を後押ししてくれました。

多くの飼い主がいて、多くの愛犬がいます。しつけのできる飼い主としつけされた愛犬の幸せな組み合わせが生まれる確率はどれくらいでしょう。ドッグ・ギア ザイルリードは私と同じように、しつけは成功しなかったけれど、愛犬をパートナーとして大切に思う多くの飼い主に使っていただきたいと思っています。

 

About the author: t_sekiguchi

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